方位別の【家相風水】吉凶 

  • 家相や風水の方位の中でも鬼門「北東」と裏鬼門「南西」は、
    日頃から風水や家相に関心のない人でも、このワードはご存知です。
    印象としては不吉で怖いというのが一般的でしょう。
    しかし鬼門や裏鬼門でも吉相の配置はあるのです。
    下記の解説を参照して吉相間取りを設計プランに活かして下さい。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

東西南北図

北 (次男の定位)

  • ここは注意が必要です。色はダーク色は厳禁です。
    床、壁、天井、共に暖色か白で統一してください。
    特に玄関が有る場合床はタイルより暖色系のテラコッタを
    お薦めします。
  • 真北に玄関の間取りはマンションではよくありますが、これを良しとする
    似非風水占い師も居ますが、当設計事務所ではお薦めしません。
    避けられない場合上がり框部分の壁に必ず手摺りを設置。
    玄関マットを敷いてマットの下も毎日掃除。玄関ドアは必ず断熱ドア。
  • RC造のマンションならドア周辺だけでも発砲ウレタンを
    他所よりも10mm厚く吹きましょう。
    天井スラブの断熱ウレタンも600mm折り返す事です。
  • 玄関の方位が子(ね)の方角なら僅かの角度ですので
    吉相の癸(みずのと)に振りましょう。
  • 子(ね)のトイレ、癸(みずのと)の階段は厳禁です。
  • 受験勉強中の子供がいるなら子供部屋も吉相です。
    その場合玄関と子供部屋のドアまでの間にレースの暖簾を掛けましょう。
    勉強に集中できます。壁の結露対策に心がけて下さい。

北東 (三男の定位)

  • 一番寒く湿度の高い場所。鬼門です。日当たりが悪く厄介な場所ですが、
    どんな建物にも必ず存在します。詳しくは鬼門と裏鬼門のページを参照ください。
    家相診断では北以上に注意の必要な場所です。
  • 鬼門は当設計事務所の無料相談でも多く寄せられるワードです。
    間取り的に玄関、トイレは厳禁ですが、どうしても避けられない場合トイレに窓は禁物、
    24時間換気型換気扇で必ず換気してトイレ内を負圧に保ちましょう。
    壁には手摺りを設置して便器は必ず洋式で温水のシャワー便座付きの
    温熱便座にしてください。
  • 共用スペースがあれば壁は木質系か漆喰、プラスター等の
    吸湿性のある塗り壁は吉。色は暖色系か白。
    書斎、応接室、男子供部屋の間取りは、吉相が顕現します。
  • 外部開口部を出来るだけ設けない様にして下さい。
    しかし現実的に全く開口無しというわけにもいきません。その場合は、
    ドアや掃き出し窓は避け、四隅線に掛からないよう中連窓を設置して下さい。
  • 欠け、階段は凶です。特に四隅線上の欠けは大凶です。ご注意を。

東 (長男の定位)

  • 一日が始まる方位です。壁、天井は落ち着いた色ならなんでもいいでしょう。
    柄物もOKです。カーテンは白かブルーの遮光カーテンがいいでしょう。
  • 間取りは子供部屋がオススメです。特に長男はこの方位です。
    社交運が高まり友達が多く集まる場所になる筈です。
    しかし逆に高齢者にとっては不向きな方位です。
  • 卯の方位にトイレが有るなら僅かに振って 甲か乙にしましょう。
    家相上は、卯の方位に玄関はあまり良くないですが、【開運アイテム】として
    水晶の置物を置きましょう。
  • 居間の吉相はここから始まり南東、南と連続します。
  • 欠けは凶です。特に正中線上の欠けは大凶です。
    欠けもですが他の正中線上の用途には特に注意しましょう。

南東(長女の定位)

  • 方位的には最高の場所。水回り以外では何でもいいでしょうが、
    やはりここの間取りはリビングですね。玄関もいいでしょう。
  • マンションで南東リビングの間取り配置は一番多いパターンです。
    さすがのマンション業者もこれくらいは家相を意識しているのでしょう。
  • 長女がいるならここを長女部屋として下さい。結婚運が上昇します。
  • 壁、天井、床、素材はクロスでも木質でもOKです。
    色は緑、白、ベージュ、ブルー。柄物もいいでしょう。
    家相的に欠き込み凶なので吹き抜けは避けましょう。
  • ここにリビングの場合吹き抜けを設けるデザイナーを見かけますが、
    巽と辰の方位だけは欠けは厳禁です。空調のランニングコストも不経済です。

南 (次女の定位)

  • 日当たりは最高です。
    一番明るい方位ですが、朝の日差しは斜めから角度が深く昼は日が高く、
    午後は又西に傾き共に日差しは部屋の中に深くは射し込みません。
    居住空間としてはベストな癒しスペースです。
  • リビング玄関の間取りもいいですが応接室を設けて、打ち合わせや商談も吉です。
    物事が成立しやすく、嫌な話はこの部屋で吉に転じましょう。
  • 欠き込みは避け、子供部屋は特に受験勉強中の子供は避けてください。
    穏やかな癒し空間のため頭が緩み不向きです。
    又、書斎、寝室等も同じ理由で避けて下さい。
  • 内装の素材はなんでも結構ですが、床は天然銘木のフローリングをお薦めします。
    方位相性がベストマッチです。
  • 色は赤、ゴールド、紫、柄物OK。
    隅角に 木星の置物をを置きましょう。午の方位の欠けは凶です。

南西 (主婦の定位)

  • 裏鬼門です。当設計事務所の相談で鬼門と共に多くよせられますが、
    鬼門ほどには凶意は及びません。
  • 四隅線上の床の間、神棚、仏壇は厳禁です。水回りは避けて下さい。
  • 当設計事務所のオススメの間取りはご両親の部屋(老人室)がベストです。
    家相占い師によっては北方向が老人室に最適とする者もいますが、
    とんでもないことです。
    二千年前の中国が老人をどの様に扱っていたかは解りませんが、
    「八卦」では大地を表します。豊穣の母なる大地で
    老人室はやはり日が長く穏やかな南西の間取りで、内装は和室がいいでしょう。
    深い軒と縁側でもあれば最高です。孫もこの部屋に集うでしょう。
  • 「家族定位」は(主婦の定位)ですので主婦の寝室、家事室でも吉です。
    内装仕上げは、和室を推奨しますが洋室ならば、クロスやフローリング等の接着剤の
    ホルムアルデヒド濃度は特に注意が必要です。
    色はイエロー、ブラウンです。

西 (三女の定位)

  • 一日が終わる方位です。金運・収穫の方位ですので倉庫、金庫が適しています。
    老人室の間取りも結構です。子供部屋の場合は女子にしましょう。
    男子部屋にした場合、軟弱な性格が顕現し異性トラブルが絶えません。凶相です。
  • ご商売の方はここに神棚、仏壇を設けましょう。主婦の家事室も吉です。
    欠き込みは極力避けましょう。金運が下がります。逆に張りを設ければ金運上昇です。
  • ここに居間は避けて下さい。家族に浪費癖が出て金運が下降します。
  • 内装はここもホルムアルデヒド濃度は要注意です。色は黄、白、ピンクです。
    金、銀の置物は吉。欠けは凶です。特に正中線上の欠けは大凶です。

北西 (主人の定位)

  • 御主人にとって大事な方位です。この方位を慎重に用途計画して
    吉相顕現しますと蓄財運、社会運が上昇します。
  • 当設計事務所のオススメの間取りは夫婦寝室です。
    程良く西日を浴びて一日を終えた空間は寝室としての安息空間には最適です。
    夫婦はいつまでも睦まじくありたいものです。
  • 蓄財、地位、社会運を司るこの方位は御主人の書斎にも最適の間取りです。
    狭い日本では住宅も狭く御主人の書斎が設けられた住宅など贅沢だという風潮が
    ありますが、それは大きな間違いです。
    家族の調和の要はやはり御主人です。
  • 例え一帖でも二帖でもコーナーを設けて北西に書斎スペースを取りましょう。
    このコーナーに(もちろん、ちゃんとした部屋が取れればベストですが)本棚を置き
    椅子と机とノートパソコンがあり御主人が思索を巡らす空間。
    一家の主人の方位、北西の間取りに書斎を!。
  • マンションの場合、この寝室の隅にでも小さな椅子と机を置いて書斎コーナーとして下さい。
    当設計事務所はぜひオススメします。
  • 内装の壁色はイエロー、ベージュ、ホワイト。
    欠けは凶です。特に四隅線上の欠けは大凶です。
  • 階段は厳禁。間取りの変更が困難なら壁には手摺りを設置して
    階段の照明は明るくし踏面先端の滑り止めは色を黄色に変更して
    換気を良くして窓があればペアガラスがベスト。

家族定位

  • 上記の各方位には【家族の定位】がカテゴライズされています。これは主人を家族の中心としてその続柄による方位の定位です。家族関係における自分の位置を定位に則して部屋を設ければ吉とされています。

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 
カラーコーディネートの詳細は「吉相色の選定」のページヘ

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ページのトップへ