風水、家相の張りと欠け

家相の張りと欠け

家相で誰もが御存じのキーワードが、いくつか有りますが、特に鬼門、裏鬼門、張り、欠けの四つのワードは一番ポピュラーでしょう

張り欠けこのデコボコの部分は建築学的にも好ましく有りません。
風水、家相的には欠けは全方位で吉は有りませんが、張りは方位によっては吉方が有ります

建築士の立場としては方位に関係なく、張り欠きはお薦めしませんが、
当設計事務所では風水地学的家相学的な診断と、工学的な判断を統合したバランス良い家相診断を心掛けています


欠けとは

建物が四角の矩形とすれば各辺の一辺の長さの3分の2以内が凹んだ矩形を欠けと言います。



◆欠け 例1

欠け1

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆



◆欠け 例2

欠け2

  • 以下欠けの方位によって凶事が顕れてきます。
    • 北方位(次男の定位) の欠け
      • 後継者なし。子孫の衰退。
    • 東北方位(三男の定位)の欠け
      • 家督相続者に災い有り。家族の諍い絶えず。
    • 東方位(長男の定位)の欠け
      • 長男は出世せず。家族は衰退。長男は女性問題絶えず。
    • 東南方位(長女の定位)の欠け
      • 商売の破綻。社会的信用の喪失。長女は晩婚もしくは結婚出来ず。
    • 南方位(次女の定位)の欠け
      • 社会的名声を失う。女子の子供はケガなど身体を痛める事故多し。
    • 南西方位(主婦の定位)の欠け
      • 主婦が大病多し。主婦、再婚の相。養子の相続になる。
    • 西方位(三女の定位)の欠け
      • 支出多し。家産衰亡す。子供、異性間問題多し。
    • 北西方位(主人の定位)の欠け
      • 主人社会的に破綻する。財運なし。

張りとは

建物が四角の矩形とすれば各辺の一辺の長さの3分の1以内が凸んだ矩形を張りと言います。



◆張り 例

張り

  • 以下張り方位によって吉凶事が顕れてきます。張りの場合、吉方も多数あります。
    • 北方位(次男の定位)の張り
      • 部下に恵まれる。夫婦円満。子孫安泰となる。結婚運は良縁きたる。
    • 東北方位(三男の定位)の張り
      • 艮の方位に出張れば家族に病人絶えず。
    • 東方位(長男の定位)の張り
      • 家族は病気知らず。長男は成功を収める。甲の方位張り出すは 賢子生まれて家門栄える。
    • 東南方位(長女の定位)の張り
      • 巽張り出すは社会的信用をかちえる。遠方との取引成功す。長女良縁に恵まれる。
    • 南方位(次女の定位)の張り
      • 丙、午方位に張り出すは社会的信用を無くす。
    • 南西方位(主婦の定位)の張り
      • 坤方位に張り出すは後家の相。
    • 西方位(三女の定位)の張り
      • 程良く張り出すは夫婦円満の相。財運良好。
    • 北西方位(主人の定位)の張り
      • 財運良好。夫婦円満。

欠けの補強

  • 欠けの基本的な補強法は欠けの部分を部屋にして補強するということですが、延床面積に対する容積率や建ぺい率等の法的規制に抵触すると、それは出来ません。この場合は下記の補強法で凶意を軽減しましょう。



◆欠け例1の補強

欠け補強1

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◆欠け例2の補強

欠け補強2





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家相盤

  • 家相診断には家相盤を用います。
  • 家相盤は、東西南北と北東・東南・南西・北西の八方を放射線状に四五度で区分けし、さらに二十四方位を十五度で細分化したものです。
    この方位区画に九星、五行、十二支、十干、八宮、八卦、正中線、四隅線を当てはめ、各方位の持つ意味を、統合抽象化し家屋の家相診断用に言語化した診断盤です。

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