風水・寝室

寝室
  • 風水では寝室は、重要な用途の一つであり、この方位割を誤ると
    人間の生活する上での基盤が崩れ、体内の「」も乱れ性格も変容し
    その人の一生を貫く時間軸もズレて運気も下降線を描くと説いています。
  • 睡眠時間は一日の生活時間の内で、実に三分の一に及びます。
    ということは人の一生の、三分の一は寝ている訳です。
  • 寝ているという事は、つまり意識を無くしている状態です。
  • 人間に限らず動物は、毎日24時間サイクルの中で意識を無くして
    心身を回復し成長ホルモンを分泌して生成しているのです。
  • つまり睡眠は人間にとって最も重要であり、その行為を司る寝室は
    最重要用途という事になります。
  • 人が寝ている状態は、意識を無くしていますので
    外界からの刺激に対しては緩慢になり、悪い「気」の凶意に対しても無力です。
  • 逆に良い「気」の影響も拮抗性が無いため穏やかに受け入れます。
  • 依って、各部屋の用途の中でも特に寝室は、良い「気」も悪い「気」も
    大きく影響を受け入れやすい場所であるということが言えます。
  • 人間は昼間活動して夜は就寝するというバイオリズムで自然の摂理に添って
    生成しています。
    この摂理に逆らって、昼と夜が逆転した人や睡眠時間の短い人は短命に終わります。


    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

寝室の吉方位

  • 風水では「気」を重要な要素として扱います。
  • 寝室は前述した様に「自然治癒力」を活性化する場所なので
    方位割は「天医」が良いでしょう。
  • 寝具は部屋の入口が足元となるように配置して下さい。
    つまり寝ている状態で、部屋の出入口ドアが見える方向です。
    中間で衝立等に遮断されていても構いませんが方向的にはそういう事です。
  • よく北枕は縁起が悪いとかいいますが、風水ではそう言う原理はありません。
    気にする必要はありません。
  • この部屋には鏡を極力掛けないで下さい。鏡台等のドレッサーは
    三面鏡であれば使用しない時は必ずたたむ、
    そうでなければ布等で覆って下さい。又、人形もこの部屋には不適です。



天医

  • ゲームではヒーリングという魔法があります。戦いで傷ついた仲間を
    呪文を唱えて傷を治し回復させる魔法です。
  • 風水での「天医」方位は魔法ではありませんが、癒しの効果がある方位です。
  • かつて「整いましたー」と宣言して掛詞を解くという芸風のねづっちという
    芸人がいました。
  • 天医方位はまさにこの「整いましたー」方位です。
  • 魔法のヒーリングの様に直接的に傷が治ったりする事はありませんが、
    風水概念の「気」を整える方位です。
  • 乱れた「気」の波長やベクトルを整える事によって、その天医方位に配された生成有機体の生成を活性化して二次的効果として健康が回復したり、物理的な外傷や内臓疾患があれば自然治癒力が高まり回復が早くなるという事です。
  • 又、乱れた「気」のベクトルが整えば「気」の方向も正され、強さも本来の正常な状態となり、運気が上昇します。
  • この方位に主人の部屋を配すると主人の「気」が整い対外的にも運気が上昇し仕事運、金運、信用運、達成運も上昇します。風水での主人とは男女の別に関係なく、家族にとって精神的経済的支柱の存在です。
  • この方位で心身共に気を正常に回復していくのですから、最適の間取り用途は「主人寝室」が最適となります。もちろん「夫婦寝室」でも結構です。主人の八卦での天医方位であれば妻も主人の象意に従属します。

寝室の化殺法



観葉植物

  • 既に所有している家屋で鑑定してみると部屋が凶であった場合は
    「化殺」という方法で凶意の軽減を図ります。
  • 寝室の「化殺」法は観葉植物を用います。
    観葉植物はサンスベリアが適当でしょう。
  • この観葉植物を部屋の中で凶相の範囲の枠内で、窓に最も近い場所に
    配します。大きさは葉先が、窓の高さの中心部分まで伸びていればいいでしょう。
    観葉植物の廻りは常に換気を心掛けて下さい。
  • 自分の本命卦と各方位の自分の吉凶方位は「風水とは」のページを
    参照して確認して下さい。


    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
ページのトップへ